最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「ぶっ。また泣いてる」


唇を離し、また頬の涙を拭ってくれるカイト。


「これは……感動の涙。あっ……さっきのも感動の涙」


私がそう言うと、また吹きだされてしまった。


「そっか、そっか。まぁどっちでもいーって。

とりあえずよかった。オレんコト思い出してくれて」


「カイトはいつから思い出してたの……?」


「昨日会った時に、ちょっとずつな。けど、いきなりそんな話したら……頭おかしい人って、引かれそーだったし?」


そうだったんだ……。


「大丈夫だよ。こうやって、思い出せたから」


「だな。さーて、店長に紹介に行くか。オンナ連れてきました~って。

なんてったって、女子高生だぜ。犯罪の域か?」


ハハハって笑ってる。