最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「えっ?」


「ホラ。オレが巻いてやる」


そう言ってカイトは私の首にマフラーをひっかけた。


首のうしろにひっかけられただけのマフラーの両裾を、


カイトが軽く自分の方へと引っ張る。


「美衣は……なんで、泣いてんの?」


「……カイト。こんな……こんなコトってあるの?」


まるで、ドラマみたいな出来事。


頭の中に突然浮かんだ、信じられないストーリー。


それは幾重にも重なって、どこまでが現実なのか……わからない。


けど、カイトとの出会いは


これは、夢じゃないんだよね?