最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「…………」


カイトも何かを感じとったのか、黙って私を見つめていた。


「それ……私がつけてもいい?」


どうしてなんだろう。


そう、言いたくって仕方なかった。


「……背ぇ、届く?」


「うん」


少し腰をかがめてくれたカイトの首に、マフラーをひっかけた。


「美衣ちゃん……手ぇ、震えてる。寒い?」


ううん。寒いだけじゃないよ。


……なんだろう、この感じ。


やっぱり、私はカイトを知ってる気がする。


「オレにじゃなくって。……美衣がマフラー巻いたら?」