この涙が枯れるまで



二年生になってのクラス替え。


私少し期待したんだ。


優君と同じかなって。



でも違うクラスだった。


新しい教室に入っても、

あなたの姿はなくて、


私…泣きたくなった。


あなたの笑顔が見れなくなると、


とても辛かったから。



そんな時、

私に告白してきた人がいた。


それは優君と同じクラスの土屋安里君。


肌が黒く焼けていて、


笑うと可愛くて、


笑顔が優君に似ていたの。
私、この人なら、好きになれるかなって思って付き合った。


でも、やっぱり好きにはなれなくて、


安里君の笑顔と優君の笑顔を

被らせてしまう。


まだ私の心には優君がいた。


私は安里君に悪いって思って、


別れようとした。


でも安里君は、


それでもいいって言ってくれたの。



安里君は優しかった。


私は最低なのに、

安里君は優しかった。




8月27日


優君と初めてひとつになった日。


私は安里君にお祭りに誘われたの。


でも行きたくなかった。


優君との記念日だから。


でも、

そんなのは理由にならないから、


私はお祭りに出かけた。