「またって?大輔、来た事あんの?」

由嘉は不思議そうに、俺を見る。


「ま、まぁな…」


俺達は、由嘉が飲みたいと言うから…"カプチーノ"を2つ頼んだ。


運ばれてきたカプチーノは、

懐かしくて…温かくて…


優しい気持ちになれた。



「おいしい!」と、目を輝かせる由嘉を見ながら…


これでいい。俺は、間違ってないと、頭の中で繰り返した。