「3年前に、修二が書いた手紙。ちゃんと読んであげて?」



「大輔君…読んでくれない…?」
南の声は、震えていた


「俺が読んでいいの?」

何も言わずに頷く南。


3年前の手紙なのに、
色あせることなく綺麗なままだった。



「じゃぁ、読むな」