「だって…あんなに一緒にいて近くにいたのに。修二が愛したのは6個も年下の…可愛い女の子だったんだから…。」 「………………。」 「最後に、もし南がまたあのカフェに来たら、渡してくれないかって。頼まれたの。私が修二にしてやれる事は、これぐらいしかないから…。 だから…はい、これ」 そう言って絵麗名が渡してくれた物は たった一通の手紙と 合格祈願のお守りだった。