「沖田君はもう長くない、出来る範囲で彼のやりたい事や希望することをかなえてやったらどうじゃ?」


総司さんのためを思ってか、この日からの幹部たちは優しかった。




あの、土方先生でさえも・・・

「豊玉発句集みたくなったらいつでも俺を呼べ」


なんていいだした・・・



さすがにこの言葉には鳥肌が立った。



以前なら持ち出すだけで怒っていたのに、



今では自分から進んでだ・・・



世の中変なこともあるのだな・・・




そう思った一日であった・・・