「幹部は全員倉庫に帰る。」 そう言って次にあたしの頭にポン、と手をおく。 「藍那は啓司んとこにいてくれ。」 え…………… あたし、仲間外れ? あたしはちょっとショックを受けた。 なんで? あたしは聞いちゃいけない様なことでも話すの? いつも一緒にいるのに… 「藍那ちゃんは倉庫じゃないの?」 僚も、戸惑ったように悠唏に尋ねた。 悠唏はそれに「ああ、」と答えた。