まあ、確かにコイツの言う通り。 今の状況で普通の女がこんな口利ける訳がない。 ……普通の女ならね。 「こっちくんなって! キモい!!」 「へぇ…キモい、ね。 そんな事を俺にいったのはアイツ以来だな。」 アイツって誰よ。 そんな事を思っているうちに、倉本はあたしの真ん前に立っていた。 「あんたが俺を挑発したんだぜ…? 恨むなら自分を恨めよ?」 そう言って… ヒヤッ…… 「……っ!!」 バッタン!! あたしは、口を塞がれて冷たいコンクリートに押し倒された。