「あたしが朔斗を忘れて、他の人のところに行くなんて、有り得ないよ」 『分かってる!…分かってるけど……もしも、とか考えると怖い』 朔斗って、こんなに弱い人だったっけ? いつも太陽みたいに笑ってて、キラキラ輝いて、曇りを知らないような人だと思ってた。