たまに擦れ違うだけの


名前も知らない


あの人と


視線がぶつかった


その瞬間


今までに感じた事のない


『バチン』と大きな


音がした




たまに擦れ違うだけの


何も知らないあの人は


私の事も


きっと 知らない



それなのに



この感じは



恋をした時と



よく似てた