お兄ちゃんの欲は日に日に増すばかりだった。 衣装みたいな服を着せられたり、写真や動画を撮られたりした。 『無理矢理』なんて当たり前で、口にあれを押し込まれたりした。 「おぇっ…―――!!!」 「吐いたら殴るよ?ほら、くわえろ。」 毎日が苦痛で、毎日が悪夢のようだった。 だけど 「ひなた。お前は今日から――」 本当の悪夢はある日やってきた。