メールを読んでいるうちに、携帯を持っている右手が震えだした。 「・・・・。」 石川は、慌てて携帯をしめ、ベッドの上で、うつぶせになった。 ピロリロリーン♪ すると、石川の携帯が鳴った。 着信は光からだった。 石川は恐る恐る携帯を手にとり、電話にでた。 ピッ 「もしもし・・・。」 石川の声が少し震えていた。 「あっ、もしもしー!!光だけどー。」 明るい声で話す光に少し石川はほっとした。