そんな、二重人格な藍香を見た光は、隣にいた石川にたずねた。 「ねぇ、嵐って人・・・藍香の彼氏?」 すると、石川は光に小さな声で言った。 「一応、彼氏かなぁ・・・?」 嵐と言う男性と話す藍香はとても可愛いらしい恋する女の子だった。 「彼氏だけど、藍香とは一度も会った事ないんだよ。」 「でもでも、嵐って超カッコイイの!!プリでしか見た事ないケドね。」 福島と長野も光に近づき、そう話した。 「ふーん・・・。」 光は、藍香が電話で話している所を少しの間、じっと見ていた。