次の日。


教室に行くと、いつもどおり女に囲まれる。




そんなの、普通にスルーで席につく。


そしたら、女たちも俺の周りのイスに勝手に座る。

おい。
そこの席の奴、まだ来てないだけでちゃんといるんだぞ!?



「蜂矢くんはぁ、彼女とかいないんだよね?」


きもっ

その声といい、上目遣いといい・・・
マジありえねぇ。





俺は何も答えずにただ、あくび。






「タイプとか、ある?」



また、答えずに教室のドアを見た。





神楽・・・・

まだ来ねぇな。