「蜜ちゃん!」


「は、はい!」




ほら・・・・

また、声裏返っちゃった。






「大丈夫?」

「うん・・・;」


「それならいいんだけど。

俺、今日の数学の宿題してくるの忘れててさ。
やってたら見せてくれない?」


蜜は、鞄の中からノートを取り出した。




「うん、いいよ。

間違ってたら、ごめんね。」



「ありがとう。」



裕斗くんは優しく笑ってノートを受け取った。