*蜜side*


よかった・・・・。

美亜ちゃんが彼女じゃなくて。




蜜は、ずっとそんな安心感に包まれていた。






「蜜?」



「へ・・・///」



まだ、司に"蜜"って呼ばれるのなれてない。

はずかしいんだもん。




それにね、司の声ってなんか
甘くて低くて

王子様みたいだから
余計に照れちゃうの!




司が悪いんだよ?






なんか、蜜・・・・


司のまえだとすぐテンパっちゃうんだから!!






今だって

蜜の顔を覗き込む司に



心臓の音がうるさい。