「君、さっき爆睡してたよね?」 「え?」 いきなりそんなことを言われて隣を見る。 そこには、なんだかとてつもなく爽やかでまさにスポーツマンって感じの男の子がいた。 「それで、蜂谷に起こされた。」 クスッと笑って蜜を見る。 「あ、うん。そう。 よく知ってるね。」 「あはは。やっぱり。 俺、君の後ろの席だったんだよ。 綾辻 裕斗っていうの。 君は?」 綾辻くんかぁ・・・・。 「蜜は、神楽 蜜っていうの。」