《完》流されオンナ流、幸せの見つけ方

「許すだなんてとんでもない!

こちらこそ、仕事では
これからもよろしく
お願いします」





勢いよく頭を下げたら、
おかしかったのか
真山さんはハハッと笑った。





頭を上げたあたしも、
つられて笑う。







ぎこちなさがとれる
までには、少し時間が
かかるかもしれない。





でもあたし達はもう、
ただの上司と部下に戻った。





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