となりの空席



_____しーん





「俺.帰る!!」

史織が勢いよく立ち上がりそう言った


「...告白の返事...考えておいて...」

史織は顔を真っ赤にして帰っていった


そんな私も顔が赤くなっていることは自分でもわかった

「..どうすんの?」

「....どうしよう」


___そんな次の日

授業に集中しながらも
私の頭の中には史織で
いっぱいだった

部活中はそんなことはないのだが

授業中はもうぐだぐだだ


そんなことが何日も続き.部活の定休日の日


「「「「きゃあぁぁぁ」」」」

なんだ!?


「「「「カッコイイぃ」」」」
「「「「イケメンだぁ」」」」
「「「「他校生だよぉ」」」」


どうやら
《イケメンの他校生》
が居るらしい


どうでもいいけど


「ねぇ あれって西中の制服じゃない?」

「西中ってあの?」



...西中?
私は校門に近づいた

そこには



「史織!?なんで!?」

思わず後退り


「なに?竹内の知り合い?」
「弥生ちゃんの彼氏?」

バスケ部の先輩たち...


「えっと...彼氏ではなくて.知り合いっていうより友達っていうか親友っていうか...」