「もっと……生きたい……」
「……うん」
「……もっと…歌いたい…」
「……うん」
「もっと……みんなと一緒にいたい……」
「……うん」
「もっと……おまえと…菜緒と……一緒に……」
「親太郎っ……」
あたしは、震える親太郎の体をきつく抱きしめた。
高橋くん達も、泣きながら抱き着いてきた。
「……おまえら…今まで、俺についてきてくれて…本当に…ありがとう……」
「なに言ってんだ、親太郎っ!!! さっきも言っただろ? おまえが、俺らを引っ張ってくれたんだよっ!!!」
「そうだよっ!!! おまえが……おまえがいたから…俺らはここまで成長できたんだ」
拓海くんは、嗚咽を堪えながら言った。
「俺……おまえらが仲間で……本当に……よかったと、思ってる……」
「親太郎……」
「この高校を、受験して、よかった……おまえらと出会えて……本当に…よかった……」
そう言い終わると、急に親太郎の手の力が抜け、ダランと下に垂れた。
「おいっ!!! 親太郎っ!!! おまえ、しっかりしろって!!!」
高橋くんが肩を揺すると、親太郎はうっすらと目を開け微笑んだ。
「……すごく……楽しかったよ……」



