「ホントに?」
「あぁ、ホントに」
親太郎は、あたしに微笑んでくれた。
首に下がる羽のネックレスを握り、目を閉じた親太郎。
しばらく閉じていた目をゆっくり開けると、『これで大丈夫』と言った。
あたしは頭にはてなマークを浮かべ、首を傾げた。
「今、おまえの夢が叶うように祈ったから。絶対、うまくいくぞ」
親太郎……
親太郎はどうしてそんなに優しいの?
さっきからあたしの涙腺は緩みまくり。
「……ありがとう」
涙を拭いながら言った。
「絶対、叶えろよ」
「うん」
「負けんなよ」
「うん」
あたしのやる気を確認した親太郎は、あたしに小指を出してきた。
「約束な」
いつぶりだろう。
こうやって親太郎と指切りをしたのは。
ふたりのミサンガがユラユラと揺れている。
まだまだ手探りだけど、少しはっきり見えてきた未来。
叶えるよ。
絶対に。
親太郎との指切り、無駄にはしない。
約束ね――…



