あたしが口ごもると、親太郎は体を起こして歩き始めた。
その背中に手を当て、親太郎に寄り添って歩いた。
背中……
また細くなった……?
「それより、どーよ勉強の方は」
親太郎は意地悪な顔で言った。
この顔は、あたしから煮え切らない返事が返ってくるとわかってる顔だ。
「親太郎が思ってる通りだよ」
「ハハっ!! 何だよ、だらしねーヤツ」
「そろそろ本気でヤバイよねー。あー!! 誰か時間を止めて〜!!」
「出た。お決まりの"時間を止めて〜"」
親太郎があたしのマネをしてウシシと笑った。
「もうっ!!マネしないでよ!!」
「もうっ!!マネしないでよ!!」
また同じことを言ってきたので、あたしはしばらく睨んだあと、アハハと笑った。



