親太郎は、すぐに学校に馴染むことができた。 これも、わけ隔てなく接してくれるクラスメイトのおかげ。 親太郎のできる範囲が狭くなりみんなには迷惑をかけているけれど、男子は誰一人として、そんなこと気にしてはいなかった。 親太郎はいつだってクラスの中心にいる存在で。 男子にも女子にも人気があった。 今だってそうだ。 男子の輪の真ん中で、白い歯を見せ笑っていた。 胸が温かい――… 学校と、病院と。 まだまだ普通の生活には戻れないけれど、親太郎は以前に比べて遥かに授業での態度がよくなった。