「親太郎っ!!」
みんなで親太郎を驚かせてやろうと、ノックをせずにドアを開けた。
案の定、ポカンと口を開けて目を丸める親太郎。
「お、おまえら……」
親太郎は上半身だけ起こした体を、さらに前へ倒した。
今日の親太郎は、点滴につながれていた。
顔色もよくない。
やっぱり、昨日元気だったからって、油断はできないんだね……
「どうして……」
親太郎の声が震えた。
でも、3人の声は明るかった。
「どうしてだぁ!?」
拓海くんが片方の眉を上げる。
ツカツカと病室の中に入って行き、親太郎に手紙を見せつけた。
「おまえな、漢字、間違いすぎだから」



