その姿は、すぐに想像できた。
白いテーブルの上で、国語の苦手な親太郎が一生懸命言葉を考えている姿が。
ペンが止まった時にはたまに天井を見上げて、首をかしげて。
ペンで頭をかいては、机に突っ伏して。
必死に文章を書く姿が頭に浮かんだ。
「親太郎らしい」
あたしが笑うと、おばさんも肩をすくめて笑った。
あたしは学校へ着くなり、高橋くん達3人を集めた。
「はい、これ。親太郎から、3人に」
あたしが手紙を差し出すと、3人はそれを物珍しそうにしばらく眺めていた。
まるで“手紙”を見たことがないかのように。
「親太郎から?」
高橋くんに聞かれ、あたしは頷いた。



