バッシーンッ ――――― 彼女が 芳樹の頬を叩いたのだ 「あんたっ 女をなんだと思ってンのっ?! あんたが付き合ってきた女と私を 一緒にしないでよねっ! ちょっとイケメンだからって 誰もかれも あんたの女になるワケじゃないんだからっ!」 啖呵を切った彼女を 芳樹は、 叩かれた頬を抑えながら じっと見つめてた… そして、 俺も、マサコも 彼女が 肩を上下させ、 頬を紅潮させた姿に 見入ってしまっていた…