「それは、
あなたの数ある女性の名の
記憶の引き出しから
探していただいた方が
よろしいかと思うわ~
あ、
なんで、私がいるの?って
顔もしてるわね
私も、石井今日子と友達でね、
一人じゃ心配だから、
一緒に行ってやって、って
今日子に頼まれたのよ、
あの部屋紹介したのも、私だしね
さ、行きましょ」
自分の言いたいコトだけ
言い終える…
なんとまぁ、
挑戦的な、セレブ奥様だろう…
ま、いいさ…
この手の女は
思うようにさせた方がいい…
「えぇ、いきましょう」
傍からみたら、
俺たち3人は、
とても、奇妙?な関係に
見えたかもしれない…

