願望恋愛♪ ~もしも・・・~


「んー…
マサコさんとデュエットしたのは
覚えてるんですが…」


首を捻りながら
ようやく、思い出した内容を
俺に差し出した


デュエットって…
その後は、覚えてナイのかよっ


はぁ…
仕方ない…


「マサコとデュエットした後、
お前ら意気投合しやがって、

知り合いに紹介してもらった
今の部屋、会社まで遠いし
周りに知り合いがいないし、
心細いって、
何度も何度も言うから、

マサコが俺を差し置いて
お前とルームシェアの話
を勝手に進めやがったんだ

念書も書いてるぞ、お前

マサコが持ってるけどな…」



「ま、マジすかっ?!」


額に筋が出るんじゃないか?
と思うくらい、
打ちのめされた表情しやがったな!

そんなに、
俺とのルームシェアが
イヤなのか、コイツ?!