∬―― 龍也side ――∬ コーヒーを飲み干そうと カップを一気に口に 傾けた時だった… 「課長… あの…何が…です?」 聞こえたのは、 すっとぼけたコトを言う 目の前の人物… 山内芽依 ――― 口の中のコーヒーを ぶちまけそうになったが グッとこらえ、 喉に流し 彼女を見た 瞳を大きくさせて、 なにが、なんだかわからない表情を 俺に向けてる… わからないのは、 こっちだよっ!