願望恋愛♪ ~もしも・・・~


「あ、はいっ」


呼ばれて反射的に立ち上がった


「今日、仕事終わったら、予定…あるか?」


「予定…ですか…?
いえ、特に…ありませんが…」


「そうか、なら、メシでもどうだ?」


って、えぇっ?!
メシって、ご飯よね…
私が、課長と行く…の…?


「へっ? 私と課長がですかっ?!」


不思議だったので、確認してしまった


「あぁ、何か、不都合か?」


課長も、不思議そうな顔をして、私に問う…


「あ、いえ、特には…」


「なら、終わったらロビーで待ってろ」


「は、はぁ…」

再び、踵を返し、一歩踏み出そうとした…が…

思いついたように…


「それから、
なるべく早く戻れよ」

私に、課に早く戻るよう強く言った


「は、はい…」


な、なに、一体…

な、なんで?

誘われた…ってコト???


ど、ど、ど、どうしよう…