私は、マサコの話を聞きながら
20年ほど前の記憶が徐々に甦っていた
そう…
もしかして…
と、いう疑惑も一緒に…
「ちょっと、今日子っ?!
アタシの話、聞いてンのっ?」
「あ、ご、ゴメンゴメンっ
で、そ、それで?
課長は、どうしたのっ?」
「家に、戻ってから
1週間くらい、誰とも口聞かなかったみたいなのよ…
アタシが松嶋の家に行ってやれれば良かったんだけど、
学生の身だったし定期テストあったから…」
「そう…
ねぇ、マサコ?
課長、その頃…
足とか…ケガ…してなかった?」
「へ?
ちょ、ちょ、今日子?
アンタ、なんで
龍ちゃんの足のケガのコト知ってンのよっ?!!」
そう…
私、知ってる…
ひざ下の傷のコト…

