何から…
話せばいいんだろう…
私が若返ったコト…は…
言っちゃ…ダメ…だわね…
だったら…
何を…どこから…
「まず…さ…」
私がどう話そうか迷っている時
芳樹くんが
落ち着いた口調で声をだした
「1つ1つ、聞いてくよ…
芽依と…あの病院に入院してたヒトとの関係は…?」
「うん…
私の…叔父さん…」
ダンナだなんて
口が裂けても答えられない…
「そう…だよね…
じゃぁ、なんで
誰にも何も言わずに
こっそりとココまで来たわけ?
アニキにも俺にも
叔父さんのトコ行くって
言えば良かったんじゃないの?」
「う…うん…
そう…なん…だけど…」
だから…
ホントのコトが言えないから
黙ってきたんじゃん…
って、
言えないし…
トホホ…

