「ん?あっ、もしかして聞いてない?
俺と奏斗、兄弟だから。
あ、ちなみにとしご。」
顔色を全く変えずに言い放つ桜橋凛斗。
本人達は当たり前のことかもしれないが、私には衝撃的なことだ。
でもなんか驚いた顔を見ず知らず・・・っていうか他人に見せるのは、しゃくだからわざとポーカーフェースを保った。
うーん、兄弟で男前とは・・・親の顔が見てみたい・・・なんて。
何故私は奴らをイケメンと称しているんだ??
私も色々話がとびすぎてバカになったか・・・?
それはヤバい。
私は自分の顔を一応、パンっと叩く。
イケメンに流されてはいけない。
イケメンの顔に怯んじゃいけない。
そんな会話で話は終わり、長い沈黙が続く。
そんな中で抵抗も効かず、ついに旧校舎を抜け、新校舎にたどり着いてしまった。


