「何?用って」
二カッと笑う桜橋凛斗。
爽やかな人だなぁ。
私は交互に二人のイケメンを見比べていた。
この二人が喋っている姿はかなり絵になるなぁ・・・っ。
そう思っている中、驚くべきことを桜橋奏斗が言い放った。
「このこ、お姫様抱っこで校内巡り歩いてくんない?」
桜橋奏斗はそう言ったのだ。
自分の耳がどうかしちゃったのかと思った。
でも確かに桜橋奏斗はそう言ったんだ。
桜橋奏斗が言った言葉をやっと理解してきた。
完璧に意味を理解すると自分は勝手に大声がでた。
「ふざけないでよ!」
私は桜橋奏斗にむかっていう。。
でも桜橋奏斗は平然として、私を見下ろしていた。
「まあまあ静かにっ・・・」
そういって奴は私のおでこに唇を近づけた。
そして柔らかい感触が私の額にジワジワと広がった。
な、な、ななにを!!
自然に身体が戸惑って口をがパクパクしてしまった。まるで金魚のように。
「かーわい〜
一年だよね?
俺、桜橋凛斗。
よろしくね?」
ニコリと爽やかな笑顔をむけてくる。
私は何も言葉を返さず、男二人を交互に睨んだ。


