私は怒鳴ろうとしたのに、奴にされた行為に驚いて、自分で自分の声を遮ってしまった。
「可愛い声出しちゃってっ。
可愛いな、お前。」
耳元で囁かれた。
今の状況。
①お姫様抱っこされてる。
②耳元で囁かれた。
③もう既に校舎内に入ってしまってる。
④結構・・・ドキッとしちゃってる・・・?
って・・・
最後の④おかしい!!
「あーいたいた奏斗っ」
校舎内にはいると前から誰かが奴の名前を呼びながら近づいてきた。
目の前にいたのは学校でNo1のイケメンと言われている、二年生の桜橋凛斗。
「よおっ!」
桜橋奏斗はそう、桜橋凛斗に声をかけた。


