それから二日たった。
私はどちらかというと、よく友達を作りやすいタイプだ。
だから私はあっと言う間にみんなと打ち解けた。
「ってかまだ伊織って16じゃないっしょ~?」
倉庫の地べたに座りながら私たちははなす。
「ん~明日で16になるんだ・・・
うち4月3日誕生日だから
明日から免許取りに行くつもりだよ」
私は話していた相手に微笑む。
バイクはまぁ族にとって必須アイテム。
私は何故かヤンキーの言葉遣いになれない。
「集会はじめますっ
総長っ」
私とやりあった副総長が言う。
私たちは列になる。
「今日は、お知らせですっ。
もうそろそろ俺が総長になってから1年だね・・・」
総長は今私とタメ。
ある意味すごい。
中3からってことだし・・・・
「だから今、総長を交代。します。」
総長は笑顔で言った。
・・・?私は思わず耳を疑った。
「えっ」
皆が驚きの声をあげ、その言葉の意味を理解した。
総長はいかにも普通の顔でそういった。
・・・どういうこと?
しかも・・・今!?
私はまだ族になれてないのに今!?


