「おぉっ・・・お見事っ」
総長がザッと立ち上がりバンバンと拍手をする。
余裕だって・・・
私は鼻で笑った。
「余裕って顔してんねぇっ・・・
ん~じゃあっ・・・
コイツっ。副総長な、
よし、ぶったおしてこい」
総長はその副総長とやらの背中を叩いた。
男はものすごく背が高かった。
私はその男を見上げた。
至近距離で私は見上げながら睨む。
顔の迫力がハンパない。
なに、この威圧感。
そうしていると誰かの声が耳にはいった。
「身長で差があんねぇっ」
そうクスリと笑ったのは総長だ。
ムカっ・・・。いいじゃん、別に小さくたって。
小さい方が身動きしやすいし。
私はかるく舌打ちをした。


