“…さっきの言葉、とりけします。 勉強、教えてください” …そう、観念した美穂が言ってから、3日。 「……。」 早速、勉強を美穂に教えている俺。 それは別にいいけど… 『…あれ? 変な数になっちゃった。』 同じ数学の問題を、30分間悪戦苦闘する美穂。 俺たちは今、高校1年生。 今やっているのは、復習がてらに、中学校レベルの問題。 …簡単、なはずなのに。 (…ありえねぇ。) 美穂にとっては、どうやら簡単じゃなかったらしい。