これはもう、結愛先輩に任せるしかないのかもしれない。 だって、私がそんな方法を思いつくような人間だったら、とっくに自信に満ち溢れているはずです。 方法が見つからないからこそ、今現在この状況に陥っているのだから。 「……じゃあさ。」 なにか方法が見つかったのか、ゆっくりと丁寧に言葉を発する結愛先輩。 その口調はなだらかで、重みが含まれているからか、思わず息を飲んでしまいます。 そんな緊張感を感じた私に、結愛先輩は優しく微笑んでくれました。