「ただいま。」 「おかえりなさい。 先生早かったんですね。」 〝グスっ〟 鼻をすする。 「何で泣いてるんだ!? 」 靴を脱ぐなり、わたしの体を引き寄せる。 先生の温かい胸にすっぽり収まってしまう。 〝ポンポン〟 って頭を叩かれて、そしてギュッと抱きしめられる。 玉ねぎのせいで泣いてたなんて言えないこの状態。 今は、もう少しだけ先生の胸の中で甘えていたい。 大っきらいな玉ねぎのみじん切りに感謝だよ。