私達を見てひそひそ話すのはクラスの女子達。
「やーねー。美和が可愛いからって妬みだ。ねー?マッキー。」
「だ、ね。」
いやいや、私可愛くないし。
っていうか、女子ばかりか、いつもは女子のすることに口出し出来ない男子までちらちらと、こちらを窺っている。
キヨちゃんはふわーっとしていたのに、突然、もう一度私をぎゅーっと後ろから抱きしめた。
「あの、キヨちゃん、ドキドキするんですけど。」
キヨちゃんから柔軟剤のいい匂いがする。心なしか顔が熱くなってきた。
「むし、よけ。」
私達のそんな光景を、旭はくたびれた股引きばりのゆるゆるな口角で見ていた。
「やーねー。美和が可愛いからって妬みだ。ねー?マッキー。」
「だ、ね。」
いやいや、私可愛くないし。
っていうか、女子ばかりか、いつもは女子のすることに口出し出来ない男子までちらちらと、こちらを窺っている。
キヨちゃんはふわーっとしていたのに、突然、もう一度私をぎゅーっと後ろから抱きしめた。
「あの、キヨちゃん、ドキドキするんですけど。」
キヨちゃんから柔軟剤のいい匂いがする。心なしか顔が熱くなってきた。
「むし、よけ。」
私達のそんな光景を、旭はくたびれた股引きばりのゆるゆるな口角で見ていた。



