【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》

しばらくすると、姉ちゃんはさっきより幾分さっぱりした顔で出てきた。



「おー、お帰り。」



その後ろからお父さんも顔を出し、家族全員が揃う。



皆で食卓を囲み一斉に食べはじめる。うん。当たり前ながら幸せ。



「そういえばあんたの新しい友達ってどんな奴?」



「んー?えーっと、不思議系で甘党でイケメンな一つ年上のクラスメイトだよ。」



私は我ながら自分の上手な説明にうん、と頷く。



「なんか美和らしい。周りも変わった奴ばっかりなんだな。」



それ、遠回りに私のこと変人って言ってね?自分のことは棚上げか。