【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》

結局旭にからかわれるだけからかわれ、どっと疲れたまま帰宅。



「ただいまあー!」



「お帰り美和。なんだか疲れてるけど楽しそうね?」



お母さんは独特の醤油の匂いを漂わせ、ニコリと笑う。



「うん、楽しいよ。旭がいて、新しい友達も出来て、幸せかな。」



ローファーを脱ぎながら答えると、お母さんは「そう」と楽しそうに頷きキッチンに戻った。



「今日の晩御飯なに?」



「お肉と野菜と焼きおにぎり。」



ふーん。それで醤油の匂いか。



ケーキを食べた後だけど、なんだかいい匂いでまだまだ食べれそうな気がしてきた。