【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》

「いやあ、今までマッキーのナイスキャラに気付かなかった自分が悔しい!めっちゃいい人だ!」



「かじあさ、は、声がデカイ。」



会話が噛み合っていないような気がする二人だけど、なんだか楽しそう。



私は茅の外っていうか、寂しいっていうか…。



タルトを食べ終わり、ショートケーキを黙ってぱくぱく食べる。



「美和〜?あれ?もしかして私がマッキー独占してるのにヤキモチ妬いてる?」



「べっ別に!なんでヤキモチなんか!」



ってこれじゃ、ホントにヤキモチ妬いてるみたいじゃん!



なんて、一人で思っていると、キヨちゃんの指が私の唇の端に触れた。



「みーの唇、甘そう。」



そして、躊躇うことなく、私の唇の端から取ったであろう生クリームを、ぺろり、と舐めた。