【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》

私がそんな疑問を抱えている間にも二人の話は進む。



「そうだなあ、キヨちゃんって言うのは、何となく美和の専売特許な気がするから、私は眞木さんだからマッキーって呼ぼうかな?」



「ん。マッキー。俺。」



流石旭だなあ…。あんなにキヨちゃんのこと怖がってたのに、仲良くなるのはあっという間だ。



「ねえ、じゃあ旭のあだ名は?」



私はフルーツタルトにフォークを突き刺しながらキヨちゃんに尋ねる。



キヨちゃんはほわん、と首を右側に傾けると、こう言った。




「かじあさ。」



梶原旭、だから、かじあさ、なんだよね?んー、不思議な感性だ。