【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》

いつも通りがしゃがしゃ騒ぎながら私達は目的のゲーセンへ向かう。



「どうする?いきなりプリクラ行く?」



「当たり前でしょ!化粧が崩れないように先に撮ろう!」



前を歩くカゲと旭はホントにカップルみたいでお似合いだ。



「付き合えばいいのにね。」



「ねっ。」



私とキヨちゃんは自販機で買ったジュースを飲みながら、そんな二人を追い掛けた。



私とキヨちゃんと並んで姿も、周りからみたらカップルに見えるのかな?



そうだっら、嬉しいんだけどな。