【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》

鷹見君は旭の言う通り、良く笑うし気配り上手。



「あ、マッキーどうも。お邪魔してまーす。」



なんて言いながら、よだれを拭こうとしているキヨちゃんにティッシュを差し出す鷹見君。



「んー。」



寝ぼけ眼のキヨちゃんはティッシュを受け取りよだれを拭く。



「男から見ても萌えるわな。」



「でしょー?ぴっぴにもその気持ち、分かったか。」



なんて、女子顔負けのミーハーな会話のカゲと鷹見君に笑ってしまう。



カゲとはまた違ったタイプの鷹見君。顔はパッとしないってか、イケメンじゃないけど、旭が好きになる理由も分かるかも。