【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》

「みーわちゃん!旭い!女子の華やかさが足りないから俺らも混ぜてー!」



完全にマジな恋愛トークをしていた私達に、当事者のカゲが鷹見君を連れて話しかけてくる。



あ…。やっぱり鷹見君が来ると全然表情が違うなあ旭。



「支倉と喋るのは初めてだよな?俺の名前分かる?まあ、支倉は梶原と一緒だしマッキーに最初に絡んだ人だし休んでたから目立ってるけどな。」



「あ、鷹見君、だよね?」



決してキヨちゃんやカゲみたいに美形な顔立ちじゃないけど、爽やかなスポーツマンって感じの鷹見君。